研修案内

大田市立病院

大田市立病院は、令和3年10月に中規模病院としてグランドオープンしました(図1)。病床数229床でリハビリ公園を併設しており(図2)、プライマリ・ケアから高度専門医療までの幅広い機能を担う大田圏域の中核病院です。圏域内の医師が不足する中、地域医療の灯を消すことなく医療サービスを提供できるよう、医師をはじめ職員が一丸となって取り組んでいます。

整形外科は、約10年間の常勤医師不在を経て2020年4月より常勤医1名(私、図3)が赴任し、2021年10月にはさらに1名増員となり(図4)、現在2名体制で診療にあたっています。水曜・金曜には大学から外来応援にも来ていただき、大田圏域の医療を支えるべく奮闘しています。

また、当院は初期臨床研修医の研修施設となっており、2022年度は研修2年目2名、1年目3名の研修医が指導医と同じ医局で研鑽を積んでいます。当科の研修を希望した医師には、外来や病棟の業務だけでなく手術にも積極的に参加してもらっています。一昨年の研修医は大腿骨転子部骨折や橈骨遠位端骨折の骨接合、手根管症候群や腱鞘切開などの手の手術も執刀してもらいました(翌年には、整形外科に入局してくれました!)。やる気があり、積極的に研修に参加してもらえれば、可能な限りの手技をやらせたいと思っています。その手術件数ですが、私が赴任した初年度(2020年)が114件、2021年度171件、2022年度は2月末日までで166件となっています(図5)。

また、当院には女性医師のロッカールームを兼ねたラウンジがあり、中には仮眠室もあるため当直明けの昼休みに仮眠をとったり、妊娠中の医師がちょっと休憩をとったりと活用しています。女性医師同士、仕事のことや家庭のことなど相談しあうこともあります。

夜間の待機は、敷地内に官舎がありますのでそれほど苦ではありません(呼ばれても徒歩5分で病院に行けます)。休日については当番制で分担して行っています。

病院の雰囲気も良く、明るく活気ある病院です!

大田市立病院ホームページ